瞬間接着剤を使っていて「指と指がくっついてしまった」「洋服について固まって取れない」「机にこぼしてしまって剥がれない」などの経験したことはありませんか? また瞬間接着剤をほとんど使っていないのに、しばらくしてから使おうとするとカチカチに固まってしまうので、いつも捨てる羽目になるとうんざりしていませんか? そんな問題を解決してくれるのが紫外線で固まる液体プラスチック接着剤の ボンディック (Bondic)。従来の接着剤と違いさまざまな素材・用途に使用できる便利な DIY アイテム。では Bondic レビューをみていきましょう。
UV ライトの光を当てて硬化するボンディック 接着 剤。手についても簡単に洗い流せ、さまざまな素材を接着、修復、成形、加工できる DYI 必須アイテム。
Bondic とは?
歯科医だった創始者が歯の最新治療法「ダイレクトボンディング」からアイデアを得て開発チームと一緒に開発した Bondic。付属の専用 UV LED ライトを当てると、たったの4秒で強力に接着する新世代の紫外線で固まる液体プラスチックです。
ボンディック 接着 剤 はプラスチック、金属、木材、石、レンガ、ガラス、セラミックなどさまざまな素材に使用でき、防水・耐熱効果もあります。Bondic キットは液体プラスチックを固めて使用するので、接着だけでなく欠損部分の修復にも使用できます。例えば、充電ケーブルが破れてワイヤーが剥き出しになっている部分に塗り修復することができます。
また、固めた液体プラスチックを削って修復することができるので、欠損部分を成形して元通りの形に戻すこともできる優れものです。
ボンディックスターターキット
Bondic キットの中身は、接着剤カートリッジと専用 UV ライトの2つのパーツで構成されたペン型の本体と収納ケースです。
本体の長さは130 mm とコンパクトで持ちやすい大きさとなっています。黒い部分は接着剤カートリッジで、押すと液体プラスチックが出てきます。Bondic リフィル カートリッジは交換することが可能です。オレンジの部分は電池式の UV LED ライトです。電池はライトを1回の使用に4秒当てたとして、合計約8時間使用できます。
ボンディック 接着 剤は紫外線に当たることで硬化するので、使用しないときはケースに入れて、なるべく直射日光の当たらないところで保管しましょう。
Bondic 使い方
使い方はいたって簡単です。次のステップに従って接着、修復、復元、加工ができます。
まず、接着面が油などの汚れの付着がないようきれいにしてください。面を粗くしたほうがよく接着するので、接着面にやすりをかけて表面を粗くします。
その後 Bondic を接合したい部分に塗ります。紫外線を当てないと固まらないため、紫外線を照射する部分を確保するようにしてください。
Bondic キット付属の UV LED ライトを4秒間照射して液体プラスチックを固めます。必要に応じて、何層か重ね塗りしてください。塗るたびに UV LEDライトで Bondicを硬化させます。
表面は粉砕、切断、研磨、塗装することができ、硬化した面にいつでも上塗りすることができます。
Bondic 使用にあたって、UV LED ライトを直接見たり、目に直射しないようにとの注意書きがあります。目に損傷を与える可能性があるため 、使用する際は溶接メガネ(ゴーグル)の使用をおすすめします。
一般の接着剤との違い
瞬間接着剤は固まるスピードがとても速いため、素早く作業しなくてはなりません。指と指がくっついてしまったり、机や洋服などについて剥がれなくなったりして困ることも多々あります。ボンディック 接着 剤は UV ライトを当てない限り固まらないので、焦らず慎重に作業ができます。また、手にくっついても簡単に洗い流せ、机などについても濡れた布で簡単に拭き取ることができます。
瞬間接着剤は開封後しばらく経つと固まって使えなくなるので、少量しか使っていないのに使えなくなり無駄にするということが多々あります。Bondic は赤外線硬化接着剤なので、時間が経っても固まることはなく長期保管が可能です。
また Bondic キットはグルーガンと違い電源に接続する必要もなく、冷めるのを待つ必要もないので手軽に使用できます。
さまざまな使用用途
従来の接着剤は壊れた部分をぴったりと合わせて接着して元の状態に戻します。ボンディック には接着特性があるものの、接着剤とは異なります。基本的に液状プラスチックなので壊れた部分を接合するだけでなく、欠損した部分の補修をしたり、ボンディック を塗り重ねて欠けた部分を複製したりすることができます。
ボンディックは破れたケーブルコードの修復、欠けたプラスチック部品の成形、水漏れするパイプの穴埋め、アクセサリーの修理、DYIやクラフトなどさまざまなシーンで活躍します。また、修復後に研磨、穴あけ、塗装などの加工をすることもできます。
安全性
Bondic は有害物質を含んでおらず、グルーガンのように火傷するような心配もないので、安心して使用できます。また液体プラスチックは紫外線を当てない限り固まらないので、塗る場所を間違えてしまったり、こぼしたりしても濡れた布で簡単に拭き取ることができます。
液体 プラスチック おすすめ
実際に Bondic は従来の接着剤よりも優れているのでしょうか? ボンディックレビューによると「すぐに固まらないのでゆっくりと安心して作業ができる」「使い勝手が良い」「接着に使用するだけでなく、ジュエリーの修復やクラフトなどさまざまな用途に使用できる」など満足しているユーザーが多いようです。
Bondic を購入したのは今回が2回目です。この液体プラスチック接着剤は柔軟でしっかりと接着します。これまで電子機器の充電コード、ジュエリー、おもちゃなどいろいろなものを修復しました。今では必須の DIY アイテムとなっています。
絞り出したジェルをとても簡単に正確な位置と厚さに塗ることができ、UV LEDライトを当てるとすぐに硬化します。瞬間接着剤と違い、手について取れなくなったりすることもなく、匂いもありません。UVライトを当てないと固まらないので、焦る必要がなく細かい作業をするのにとても充実しています。
赤外線硬化接着剤の強度はどうでしょうか? ボンディックレビューによると、強度は接合する物の素材やその使用用途にもよるようですが、液体プラスチックを重ね塗りすることでより強度が増すようです。
Bondic スターターキットの価格は?
一般の接着剤と比べると決して安いとは言えませんが、Bondic の利点や接着以外の用途でも使用できる万能さを考えると、その価値があると言えます。Bondic キットは公式サイトから購入することができ、複数購入するとお得になります。
まとめ:Bondic 評価
Bondic レビューはいかがでしたか? UV ライトを当てることで硬化する Bondic は従来の接着剤と違い手にくっついて困ったり、時間が経つと使えなったりすることはありません。接着だけでなく、修復、成形、加工、塗装などさまざまなシーンで使用できるので、一つ持っているととても便利 DYI アイテムです。